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特定技能1号・2号の違いを完全整理!介護分野の最新情報を“5分でわかる”解説

「特定技能って1号と2号があるらしいけど…正直よくわからない」
「介護分野は2号に行けるの?行けないの?」
「制度、毎年ちょっとずつ変わってない?」

はい、その感覚とても正しいです。
特定技能制度は常に “生き物” のようにアップデートされており、去年の常識が今年は通用しないこともそう珍しくありません。

この記事ではそんな特定技能制度の全体像から1号・2号の違い、さらには現代における介護分野の現状をできるだけわかりやすく解説していきます。

特定技能制度とは?まずは超ざっくりおさらい

特定技能制度は、人手不足が深刻な産業分野で即戦力となる外国人材を受け入れるための在留資格です。
ポイントはこの3つ。

  • 技能実習とは違い「労働力としての就労」が前提
  • 一定レベルの日本語力・技能が求められる
  • 分野ごとに細かいルールが決まっている

そしてこの特定技能には「特定技能1号」と「特定技能2号」という2つの区分があるのです。

特定技能1号とは?|介護分野はこれが中心

特定技能1号の基本

特定技能1号は、一定の技能と日本語能力を持つ外国人が対象です。

在留期間  :通算で最長5年
家族帯同  :不可
日本語レベル:日常会話+業務に支障がない程度
対象分野  :介護を含む複数分野

介護分野の特定技能1号の特徴

介護分野では、以下のような業務が認められています。

  • 身体介護(入浴・排泄・食事介助など)
  • 生活援助
  • 記録業務やチームケアへの参加

「え、特定技能って夜勤もOKなの?」と聞かれることがありますが、条件を満たせば夜間帯の勤務も可能です。
つまり、現場で外国人も日本人職員とほぼ同じポジションで働けるのが介護の特定技能1号の特徴なのです✨

特定技能2号とは?|”ステップアップ版”の在留資格

特定技能2号の基本

特定技能2号は、1号よりもさらに熟練した技能を持つ人向けです。

在留期間:更新制(実質的に無期限)
家族帯同:可能
より高度な技能・実務経験が必要

特定技能2号は一言でいうと、「長く日本で働き、生活する前提の在留資格」。
企業側からすると「できれば2号になって辞めずにずっと働いてほしい…」と思うのも無理はありません。

介護分野は特定技能2号に移行できる?【最新情報】

“介護分野は特定技能2号に移行できるのか”ここ、一番よく聞かれる質問です。
結論から言うと、現時点では介護分野は特定技能2号の対象外です。
「えっ、じゃあ5年で終わり?」「キャリアアップできないの?」と不安になる人もいますよね。
介護分野には、特定技能2号とは別に、明確なキャリアルートがあります。それが、

  • 介護福祉士の国家資格取得
  • 在留資格「介護」への移行

このルートを通れば、以下が可能になります。

  • 在留期間の更新制(実質無期限)
  • 家族帯同も可能
  • 日本人と同等のキャリア形成

つまり介護分野では、特定技能1号→介護福祉士→在留資格「介護」という王道ルートが用意されているわけです。
「2号がない=将来がない」というわけではない、という点はしっかり押さえておきましょう。

なぜ介護分野だけ特定技能2号がないの?

介護分野に特定技能2号がない理由はシンプルで、”すでに専門資格である「介護福祉士」が制度として確立しているから” です。
他分野では「熟練技能=2号」という形ですが、介護分野では「専門職=介護福祉士」という考えがベースになっています。

簡単に言うと業種によって制度設計の思想が違う、というイメージですね。

特定技能をめぐる最新動向|今後どうなる?

ここ数年で、特定技能制度は以下のように変化しています。

  • 2号対象分野の拡大
  • 長期就労・定着を重視する方向へ
  • 支援体制・監督体制の厳格化

また、介護分野についても以下のような方向での見直しが着々と進んでいます。

  • 日本語分野の充実
  • キャリア形成支援の強化
  • 定着支援の質向上

「制度が厳しくなった」というより、”長く安心して働いてもらうための制度設計” に近づいていると考えるとよいでしょう。

受け入れ企業が知っておくべき3つのポイント

介護事業者側が押さえておきたいポイントは以下の3つです。

  • 特定技能1号は即戦力だが、育成前提で考える
  • 5年後を見据え、介護福祉士取得をサポートする
  • 「人材」ではなく「人」として向き合う

制度だけ整えても、実際に現場が回らなければ意味がありません!
定着するかどうかは、日々のかかわり方が9割です。

特定技能外国人の受け入れなら医療介護ネットワーク

特定技能の受け入れに欠かせないのが「登録支援機関の存在」です。
登録支援機関とは、特定技能の外国人を雇う企業や施設に代わって、特定技能として働くために必要な手続きや対応を行ってくれる機関です。

東京都豊島区に本社を置く医療介護ネットワークは、登録支援機関として多くの実績を持ち、企業と外国人双方のサポートを行っています。

初めて特定技能人材を受け入れる企業へのサポートも手厚く実施しているので、気になる方はぜひお問合せください。

【まとめ】特定技能1号・2号と介護分野の最新情報

  • 特定技能には1号と2号がある
  • 介護分野には特定技能1号が対象
  • 介護分野に2号はないが、代わりに「介護」在留資格がある
  • 最新情報では “長期定着” がキーワード
  • 制度理解+現場の支援が成功のカギ

特定技能制度は「知っているかどうか」で結果が大きく変わる制度です。
この記事を通して「なんとなく不安」から「なるほど!そういうことか!」という気持ちに変わるきっかけになれば幸いです。